「大手でも購入申し込みがないにもかかわらず、申し込みがあるとウソをついて他社の内見を断る」不動産仲介の囲い込みです。売主買主両方からの両手仲介手数料を狙い、他社に物件を紹介しません。不動産会社からの物件問い合わせには申し込み中と答え、買主が直接連絡すると物件はありますと答える囲い込みは、宅建業法通達で2025年1月より是正指示処分の対象となります。(今までずっと行われてきた、遅すぎ)物件ポータルサイト運営ライフルによる賃貸で利用者1100人対象の「おとり物件の実態調査」。そのうち61%が「おとり物件の言葉を知っている」。おとり物件に68%の人が遭遇。「募集終了といわれた」のは607人。うち82%が物件問い合わせ時に終了といわれ、17%は不動産訪問時や内見時です。ライフルはおとり物件検知システムで物件広告消し忘れをAIで対処、当初は月100物件を自動非掲載に。今は連携不動産会社増加により月刊0万件を処理しています。
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FRBのパウウェル議長は7月に「米国商業用不動産のリスクは今後何年も銀行につきまとうだろう」。深刻なのはオフィスビル。2023年後半から延滞急増して30日以上延滞の比率は過去10年で最悪。貸し出し当初から担保価値下落率は50%超です。不動産証券化で全証券をAAA等格付けします。Moody's基準でAAA(最も安全)を認めるのは物件価値の48%まで。物件価格52%以上下落ならAAAでも担保割れ。リーマンショックでの危機そのものです。FRBの利下げは期待できないし、在宅勤務希望多く、治安悪化で出勤したくもなく空室増、価格下落へ。価格下落で商業用不動産ローンのデフォルト率4%になると融資元の銀行破綻は100行になると予測。シリコンバレー銀行破綻の2023年でわずか5行です。リーマンショックの2009〜2012年では4年で440行。リーマン発端は住宅ローンです。商業用不動産のローン規模は住宅ローンに比べて少ないから大丈夫???日本とは違う米国事情。
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